例えば外側に並ばれた時はスポッターは「アウトサイド」と言ってドライバーに注意を促します。内側なら「インサイド」です。両側に車がいて挟まれた時は「ボースサイド」と言います。アウトやインに2台いて自分を含めて3台横並びになった時は「3ワイド」と言って注意を促します。
NASCARのレース中、ドライバーが通信していいのは
1,クルーチーフ
2,スポッター
の2名となります。厳密にはテレビ中継席との通信もあったりしますが、例外中の例外です。
このようにドライバーの通信先が制限されているため、スポッターの役目の一つに他の車とのコミュニケーションがあります。大抵のトラックではスポッタースペースというのがあり、スポッター全員が1箇所に集められています。そのためスポッターを介してドライバー同士がコミュニケーションを取るのです。
例えば自分のうっかりミスで相手をクラッシュさせた時は、きちんと謝っておかないと報復攻撃を受ける事になります。そのためドライバーから自分のスポッターへ、そしてクラッシュさせた相手のスポッターへと伝言でいち早く相手ドライバーに謝っておくのが無難です。
例えば自分のうっかりミスで相手をクラッシュさせた時は、きちんと謝っておかないと報復攻撃を受ける事になります。そのためドライバーから自分のスポッターへ、そしてクラッシュさせた相手のスポッターへと伝言でいち早く相手ドライバーに謝っておくのが無難です。
まあ逆に穏便には収まらず、スポッター同士が喧嘩する事も珍しくありません。
スポッターはテレビ中継になかなか映らない存在ですが、NASCARにおいて重要な役割を持つ人物です。