2013年8月6日火曜日

INDYCAR2013ミッドオハイオ感想

イエローコーションが出ないアメリカでは珍しい締まったレースだったと思います。NASCARだと謎のデフリーがコース上にしれっと落ちていて1回2回はコーションが出るものなのですが・・・。ドライバーのみなさんお疲れ様でした。イエローコーションがあるとどうしてもピット作業が少ない車が有利になるのですが、今回は3ピットストップで燃料少なめに飛ばしまくったキンボールとパジェノーとの争いになります。給油があった昔のF1とタイアの戦術が重要な今のF1とが合わさった興味深い展開でした。イエローが出なかった事もありましたが、タイム差が大きいレースでした。しかし、面白いレースだったと思います。
ここは大昔から開催されているサーキットですが、プッシュトゥパスを使ってもなかなか抜きにくいです。それでも面白いレースが出来た意味は大きいです。アメリカでもティルケっぽいロードコースが増えて来ました。ティルケ設計のコースを否定する気はないですが、そういうコースばかりだとツマンナイですから。
キンボールは初優勝ですが、今シーズンそういうドライバーが4人もいます。ただ、レース内容を見る限りは「世代交代」というよりかは「混戦模様」を意味すると思います。
つい数レース前まではカストロネベスが圧倒的有利のように見えましたが、「年貢の納め時」と言われる状態に近づきつつあります。